Sludge Regeneration
Night Soil Treatment
Septic Tanks

汚泥再生・し尿処理・浄化槽

運転管理・メンテナンス

クリタスの技術者が施設に常駐し、運転管理を担当、
確かなメンテナンス技術で安定した運転をサポート

汚泥再生処理施設から、し尿処理施設、浄化槽に至るまで、お客様のスタッフに代わってクリタスの有資格者をはじめとする技術者が運転管理を担当。高度な専門知識と技能により、安全かつ安定的な運転管理を実施しています。また、クリタスが長年培ったメンテナンス技術をもとに、施設の補修や老朽化対策を実施し、施設の長寿命化と同時にライフサイクルコストの削減を図ります。

クリタスの運転管理・メンテナンス

水処理専門プラントメーカーによる
総合的な維持管理を実施

クリタスでは、全国約50カ所の汚泥再生処理施設、し尿処理施設、浄化槽等の運転・メンテナンスを受託。単なる運転管理にとどまらず、水処理専門プラントメーカーとして設備設計も含めた総合的な技術力を発揮し、万全の運転管理・メンテナンスを実施いたします。

受入・貯蔵:沈砂槽でし尿から粗砂などを分離し、受入槽に貯留。紙などの混入物を破砕装置で細かく粉砕

造粒濃縮:第一・第二反応槽で薬品を添加し、フロック(かたまり)を形成。造粒濃縮槽で汚泥を濃縮

固液分離:スクリュープレス型脱水機で固形分と分離液に分離。絞られた汚泥は、助燃剤として搬出

水処理:標準脱窒素処理設備により、有機物や窒素化合物を微生物で分解。沈殿槽で、汚泥と上澄水に分離

放流:上澄水は希釈して公共下水道へ放流

脱臭:吸着液を循環させ、臭気物質を水中に吸収、微生物により分解します。残った臭気は、活性炭で吸着処理

雨水:雨水を貯留槽に集め、施設内のトイレ洗浄水として利用

標準化された生物処理のノウハウにより、トラブルの未然防止等、安定操業に貢献します

多くの汚泥再生・し尿処理施設において、水洗トイレ・浄化槽の普及等により原水濃度が低下している中、微生物を活性化させ処理能力を最適化するには、管理ノウハウが必要です。クリタスは水質分析のデータに加え、処理水の色や気泡等の反応を直接監視することで、数値に表れる以前の予兆をいち早く感知し、トラブルの未然防止に努めます。異常が発生した場合は、管理ノウハウを集積したトラブルシューティングに基づき迅速に正常状態へ復旧を図り、地域住民の重要なライフラインを守ります。

運転管理・メンテナンス 導入事例

高効率型脱水機の導入により、脱水汚泥の含水率70%以下を達成、
コスト削減と同時に助燃剤として有効利用し、CO2排出量削減に貢献

東埼玉資源環境組合 第二工場汚泥再生処理センター「八條KIRARI」(埼玉県八潮市)

埼玉県東南部地区の5市1町(越谷市、草加市、八潮市、三郷市、吉川市、松伏町)・人口約93万人から排出されるし尿や浄化槽汚泥等、一般廃棄物を処理しているのが、第二工場汚泥再生処理センター「八條KIRARI」です。クリタスでは、(株)松村組と結成した特定建設工事共同企業体(SPC)により、同施設の設計・施工を担当、完成後は東埼玉資源化サービス(株)として施設全体の運転と維持管理を行っています。

同センターでは、草加市の基準値よりさらに厳しい組合管理基準値で処理を行い、下水道へ放流しています。受入室の前後に前室・後室を設け高速シャッター・エアカーテンを設置、水槽類を密閉構造とすることで臭気の拡散を防止するとともに、濃度ごとに処理を区分して脱臭を効率化しました。さらに、クリタス開発の高効率型脱水機により、汚泥の水分を70%以下まで削減させ助燃剤化し、CO2排出量削減に貢献。雨水は施設内のトイレ用水に使用し、隣接するごみ処理施設で発電した電気を利用するほか、屋上に太陽光発電設備(35kW)を設置するなど、最新鋭の環境システムを備えた先進的施設です。

東埼玉資源環境組合 第二工場汚泥再生処理センター「八條KIRARI」 様プロフィール

■ 【施設所管】東埼玉資源環境組合
■ 【竣工年度】 平成30年3月
■ 【所在地】 埼玉県八潮市大字八條681-1
■ 【処理方式】 固液分離方式+水処理方式+下水道放流
■ 【処理能力】 235m3/日(し尿:31.0m3/日、浄化槽汚泥:203.5m3/日、農業集落排水汚泥:0.5m3/日)

滝沢処理センター(岩手県滝沢市)

滝沢処理センター
(岩手県滝沢市)

阿南市クリーンピュア(徳島県阿南市)

阿南市クリーンピュア
(徳島県阿南市)

緑水園(福岡県宮若市)

緑水園
(福岡県宮若市)